【大学院入試】院試は甘くないという話
学歴ロンダリングは簡単
院試の問題なんか学部入試に比べたらカスみたいなもん
院試はほぼ落ちることはない
過去問さえやってればいい
院試を考えている人は、少なくとも
このうちの2つは聞いたことがあるのではないでしょうか。
断言しますが、
こんな甘い考えで受かるのは一部の人だけです
具体的には
学部時代しっかり勉強していてスタートラインが高めの人
大学レベルの勉強に対する苦手意識がない人
その他人並み以上の能力がある人
本番の運に恵まれた人
こういう人です。
これに当てはまる人はこの先見なくていいです
ただ、院試は甘くないと薄々分かってるけど、なんとなくでなんとかなるだろうという慢心がある人。
そしてそれに危機感を持っている人。
そんな人には、是非見て欲しい内容です。
何が「誰も教えてくれない」なのかは、
読めば分かります。
過去問だけでは足りない
研究室見学の先でもネットの情報でも、
院試の勉強法として色々な人に話を聞きましたが、
どこに行っても過去問演習を過信しそうになるような話は出てきます。
ただ、それを真に受けて過去問さえ
完璧にできればなんとかなるだろう
という慢心があると、
少なくとも高得点で人気研究室に入ることはできません(実際、人気研究室に行った時は参考書の話がたくさん出てきました)。
そして、運に恵まれない限り落ちます。
実際に過去問を回すだけ戦略で失敗したバカが、なぜそれではダメなのか
頭を冷やして分析した内容を踏まえて解説します。
まず、そういう甘い考えを一旦抜きにして一度10年分以上の過去問分析を自分でやること。
それさえやれば過去問だけでは
運ゲーになることは容易にわかります。
難しい話ではないんです。
具体的には、
- どのくらいの割合で同じ分野の問題が出ているのか
(微分方程式はよく出るようだが、10年中何回出ているのか出ていないのか。フーリエ変換は毎度出るが、
フーリエ変換の中でも種類が幅広く出ている
など) - 過去問の中に一度しか出ていない分野の問題はどの程度あるか
- 一つの年度に着目したとき、他の年の問題はその年の問題をどの程度網羅しているか
- パッと見で簡単そうだと思った問題だけでも一旦何も見ずに解いてみる
といった部分を見てみてください。
要は
この問題この年しか出てない
手動かしてみたら意外と解けん
この十数年分の問題を網羅的に習得するには相当の演習量が必要
という気づきから目を逸らすなということ。
そしてそれをしっかり記録しておくことが大事です。
また、この辺の分析は今時は
AIにやらせることもできるでしょうが、
自分でやってください。
理由は院試は甘くないということを
肌で感じるためです。
院試は辛いです。
辛い時はどうしても
甘い考えに流されるのが人間の性で、
AIごときに過去問だけでは足りないとか、〜時間くらい勉強する必要がある
などと現実的なことを言われても
辛くなった時に「過去問だけで良い」みたいな甘い考えに逃げたくなります。
どう考えてもそんな甘くないのに、
僕はそれでも逃げたくなったんです。
逃げてもいい気がしてしまったんです。
この逃げたくなった時に確実に目を覚ませるように、過去問分析をした結果は記録してください。
それこそが、「逃げ」と「甘え」を捨てる武器になります。
やるべき事をより明確にするためにも、
逃げを防ぐためにも、自分でやりましょう。
その後自分の分析の抜け穴を探すためにも、その分析結果のフィードバックを
AIにさせる場合なら有意義だと思います。
落ちた人の声は大きくならない
院試に落ちた人の話とか、リアルな感情とかを聞いたことはありますか?
この記事を読んでいるような人は、院試について色々調べていると思うのでそういうnote記事を見たりもしているかもしれませんが、自分の周囲ではどうでしょうか。
去年の合格発表のサイトを見ても志願者と合格者の今日を見ても、必ず一定数は不合格になっている人が存在していることは明白です。科学大なんて、専攻によっては倍率は2~3倍以上です。(※参考資料)
でも僕は実際ほとんど聞いたことがありませんでした。それもあって「院試は落ちることない」なんて言葉を心の拠り所にして、慢心していたんだと思います。
自分自身院試に落ちてわかりましたが、
世間からの目を気にしてしまう、せざるを得ない立場だから
誰もその人たちはリアルで院試に落ちたことなんか周りに語らないんです。
みんな恥ずかしくて言えないんです。
実際僕は恥ずかしいというか応援してくれてた友達や後輩に合わせる顔がなくてしんどかったです。
なんなら受かった人の声も大きくならない
さらに厄介なのは、受かった人の苦労話も大きくならないことです。
なぜなら院試は「受かって当たり前」とされる世界だから。院試に挑戦したこともないやつが、そうほざいている世界だから。
みんな死ぬほど勉強していても、苦労を口にしません。表向きは余裕そうに見えても、裏では数十冊の参考書を潰していたり、過去問に出ない分野まで潰していたりする。
院試を受けるような年齢だと、もうみんな大人ですからね。その中で受かるのは、弱音なんて吐かずにやるべきことをやる奴らなんです。
実際に今、友達に聞くと
「当時は正直めちゃくちゃ辛かった」と言う人が多いです。
でも、リアルタイムでは誰も言わない。
だからこそ
「自分だけが苦しいのでは?」
「こんな辛くなるほどやらなくていいのでは?」
と錯覚してしまう。
これに踊らされた奴から、振り落とされていきます。
見えない競争に勝つために
院試は簡単ではありません。見えないところで黙って努力した者だけが受かる試験です。
だからこそ今、「危機感を持っているあなた」は正しい。危機感がない人こそ危険です。
やることはシンプルです。
• 過去問を徹底的に分析する
• 自分の弱点を洗い出す
• 甘い考えを捨て、「自分が」やるべきことに向き合う
院試は“簡単”じゃない。
現実を直視して、やるべきことを
全部やった人だけが受かる。
誰かの甘い言葉に流されて後悔するくらいなら、自分の違和感を信じて、ちゃんと今努力して苦しめ。
サボろうが頑張ろうがどうせ苦しむから。
落ちた後に後悔して苦しむより、
努力して苦しみましょう。まじで。
で、終わって、受かって笑ってください。
受かる世界線は、
それに相応しい努力を重ねた先にしか存在しない
ここまで読んでくださりありがとうございました。
この記事を書いたのが、
落ちた世界線の未来の自分だと思って
逃げたくなった時にまた読み返しに来てください。
